〜誤認識・その弐〜

久しぶりの『Uwagoto』の更新です。
放置気味ですみません。
そして今回の話題も久しぶりに
前回の「誤認識」の続編です。

最近、またよく言葉の間違った使い方を耳にします。
それらを羅列して、それぞれの言葉への
私の考えを述べたいと思います。

まず初めは「入った」という言葉。
スラングなんですが、訳すと「ボーナスが成立した」という事ですね。
今の時代、この言葉は殆ど死語に近いです。
気軽に使う方もいらっしゃるかも知れませんが
殆どの方が誤った使い方をしています。

理由を少々…
現在、ホールに足を運んでみますと
設置機種の殆どがST機となっていますね。
ここでもう一度ST機の仕組みというものを見直してみましょう。
ST機というのは
「一旦成立したボーナスを筐体がストックし、一定条件下で放出」
ですね。
皆さんも、ご存知の仕組みです。

さて、話は戻って「入った」という言葉。
これは、ST機稼動時にはほぼ使う機会が無いと思います。
何故なら、前述の通り
「『入った』という言葉は、『ボーナスが成立した場合に使う』」からです。
即ち、ST機を稼動時には、ボーナスをストックした瞬間に
「入った」というのが正しい使い方ですね。
そんなことが出来る人は神ですが。
リーチ目が出現もしくは前兆演出もしくは液晶に告知の時点で
「入った」と言うのはおかしいんです。
解除ゲーム到達=「入ってた」ですから。

「俺は成立後になんか1Gも無駄に回さないね!」
とか言う方もいらっしゃいますが(実際いましたw)
ST機を稼動時は、ストック切れの状態で無い限り
常に成立後です。
1Gどころか何千Gも無駄に(?)回してます。
こういう所は、意外と皆さん気付いてません。
本当に「入った」は死語になりつつありますね…

次に、「リーチ目」という言葉の誤認識について
4号機(サンダーV付近の時代)から、筐体に何かしらの演出が付くようになりました。
今では、演出が付いていない機種を探すほうが難しいくらいです。
それに伴い、『条件付き1or2確』等の存在も生まれました。

「リーチ目」という言葉を考えてみましょう。
「リーチ目」とは、「どの様な条件下でも、必ずボーナスが成立している出目」の事です。
CRのリーチはよく外れますが
スロットのリーチ目はウソを付きません。

リーチ目というものの歴史は、予告音やフラッシュ、液晶等の歴史とは
比べ物になりません。
私自身、スロット歴は短いので3号機までしか知りませんが
予告音やフラッシュが搭載される前から
リーチ目というものは存在しています。
「スープラ」等はいい例ですね。
スープラでリーチ目としてメーカーが発表している出目は
その全てが、「どの様な条件下でも、必ずボーナスが成立している出目」です。
演出が皆無なので、「条件付〜」等もありません。

例えば大花火の、左リール下段HANABIからの中段三尺・三尺・山。
これは、右リールの枠上にドンちゃんがいる場合のみリーチ目です。
4thリールとの絡みでボーナスが確定しても、リーチ目とは言いません。
同様に、大花火の山orボーナス目。
これは「予告音無しならリーチ目」では無く
「予告音無しならボーナス確定目」なんです。
即ちリーチ目ではありません。
条件が付いていますからね。

メーカー発表の「リーチ目」を思い出してください。
それらが今まで一度でも「裏切った(ガセッた)」事はありますか?
絶対に無いはずです。
条件無しのリーチ目しか、発表して(リーチ目と認めて)いないはずです。
演出面の強化により、「リーチ目」という言葉の
本当の意味も忘れ去られているような気がします。
この言葉も、もう殆ど死語ですね。
「出目は通常なのに、液晶が告知」というパターンが蔓延していますから。

またまた何が言いたいのか解らないUwagotoになりました(汗
前回も言いましたが
普段何気なく使っている言葉の本当の意味を理解するのが
ユーザー側のマナーだと思います。
また、それらを調べていくと
スロットがより一層楽しくなってきますよ♪